湯沢温泉は、閑静な街並みに恵まれた湯沢温泉は、最も古い歴史を持ち、高台に33体の観音像を奉った観音公園があります。相馬御風の歌碑もあり、水戸藩士、関鉄之介捕縛の地として吉村昭氏が著した小説「桜田門外ノ変」にも登場する由緒ある温泉地です。
湯沢温泉 源泉温度 1号井29℃、2号井55℃
湯沢温泉 泉質湯沢温泉 入浴の効用
【一般的適応症】
神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進
【泉質別適応症】
きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病、動脈硬化症
※ 詳しい泉質、効能につきましては、各旅館にお問い合わせくださいませ。
今から800年ほど前の鎌倉時代に、須貝刑部(すがい きょうぶ)はこの地に移ってきました。
刑部は、もともと強い弓の名手で、ある日、湯蔵山のふもとで熊を見つけ、得意の弓で熊を狙いましたが、いとめることができず、ついに取り逃がしてしまいました。
次の日、熊の血の跡をたよりに、探してみたところ、山あいの湯つぼで、昨日の熊が湯あみをしているのを見つけました。
刑部は、この地の有力者津野源太夫に協力を求め、二人で湯治場を開きました。
刑部の宿は、本鎌倉屋、源太夫は田屋と呼ばれていました。
子孫の須貝又右エ門さんの家には、この刑部の使った馬のくつわが、家の宝として残されています。
また、源太夫の家からは、村内に数多くの分家が出ています。
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